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ホームオフィス | Covid-19禍の職場環境 in オランダ

Covid-19により、できる限り家で働くように政府からの通達があって久しいオランダ。

この記事を書いている2021年8月現在、ホームオフィス:会社へ出勤の割合はだいたい半々という状況です。

今回は、ほぼ全社員のWFH (Work From Home) を可能にした会社のサポート体制と、WFHのメリット・デメリットについてお話しします。

会社からのサポート

Covid19によりオランダ政府がWFHのお達しを出した翌日、わが社のITチームがものすごい速さで動いていたのを覚えています。

その翌週にはホームオフィスが本格的に取り入れられ、社員の自宅のIT環境に応じて、会社から周辺機器のサポートを受けました。

主な備品は

  • PC及びマウス・キーボード
  • VPN接続設定
  • モニター
  • ウェブカメラ
  • Wi-Fiアンテナ 等

60人規模のオフィスですが、これらの機器やセッティングを1週間以内に手配したITサポートチームは、究極のオーガナイザーだと感心しました。

 

シフトワーク

わたしが今年の3月末まで所属していた部署は、遅番や土曜出勤など、変則的なシフトのある職場でした。

当時は会社へ車で25分、公共交通機関を使うと50分ほどかかる場所に住んでいました。

会社は公共交通機関をなるべく使わないことも要求していたので、車を持っていないわたしは、必然的に車を持っている同僚よりもオームオフィスの日にちが多くなりました。

遅番の日は12時から勤務開始なので、同じくホームオフィスで働いている夫に送迎してもらっていました。

一か月のシフトは、一週間遅番、その後3週間はホームオフィス、というようなスケジュール。

接触する人の数を減らし感染リスクを下げるために、部署のメンバーが2班に分けられ、会社・WFHを交代で繰り返しているイメージです。

 

ホームオフィスのメリット・デメリット

メリット – 通勤の無い状況では睡眠時間を増やせるのと、無駄な時間を極力省けて一日を有効に使えます

  • 通勤が無い:8時まで寝ていられる
  • 着替える必要がない:部屋着のままリラックスして業務に取り掛かれる
  • 同僚とのおしゃべりがない:仕事に集中できる

 

デメリット – ところが家で業務をすることにより、障害もあることにも気づきました。

  • 書類の準備:業界柄、どうしてもプリントアウトしなければならない書類があるので、ホームオフィス班は必要な書類をメールでチームメールアドレスに送ります。会社班はその書類をプリントし、規則通りに揃えるという面倒な作業も増えます。

 

  • 自宅周辺環境:ホームオフィスで重要なのが隣人や周辺環境。以前の隣人はDIY好きで、平日の昼間からドリルで壁に穴を空け始めたこともありました。また現在の家は学校のすぐ近くで、一日中子供たちが外で遊ぶ(叫ぶ)声が聞こえてきて、集中するのが難しいこともあります。

 

  • OnとOffの切り替え:8時半から業務を開始し、17時過ぎまでダイニングテーブルで仕事をしていると、仕事を終えても終わったという達成感が感じられない傾向にあります。仕事を終えて退勤していく人を見ることもないので、だらだらとPCの前に居続けてメールなどを見てしまいます。

 

  • 同僚たちの話を聞けない:同僚と話をしないことをメリットに挙げましたが、これはデメリットにもなります。例えば隣の席の同僚が誰かと話をしているとき、その内容が自分がとても知りたかったことだということもよくあります。家で働いているとそういった「偶然耳に入ってくる情報」や「作業に良い影響を与える情報」がないので、仕事の出来栄えが単調になりがちです。

 

  • コミュニケーションの欠如:幸いなことに夫はずっとWFHなので、わたしがホームオフィス班の日は夫と話せます。それでも、家族以外の人と話すことは人間にとって必要不可欠なことだと思います。自分たちでは考えつかないような意見を聞くことができたり、自分の思いを誰かに聞いてもらうというコミュニケーションは、刺激になるものです。

 

今回はCovid19によるホームオフィスについて書きました。

もちろんメリットもありますが、それ以上に同僚とコミュニケーションできないことによるデメリットのほうが多いと感じます。

ワクチン接種率が高くなってきて社員が徐々に会社に戻り始めていますが、今後の感染状況によりまたホームオフィスが推奨される気がしてなりません。

リモートでもできるだけ同僚と話すようにして、ホームオフィスでも一日の達成感を味わっていきたいです。